お世話になっております。ついに新年度が始まってしまいました。正直マジで半端なく忙しいのですが、何とかがんばっております。
そんな中、昨日仕事の関係で神楽を見物させていただきました。神楽の中でも獅子舞の獅子神楽です。もしかしたら昨年も書いたかもしれませんが相変わらず感動したので再度書かせていただきます。
正直獅子舞なんて、こどもの頃は何にもおもしろくなかったと思うんですね。なんか変なのが踊ってる、くらいにしか感じなかったんではないかな。
でも大人になってから観ると、そこにかける思いとか積み重ねられて来た重みとか、ただ観るだけではなくいろいろなものが感じられるようになりました。
何が感動したかと言えば、それは踊り手の真剣な眼差し。
周りの演者や見物客はみんな笑顔でやんややんややってるのですが、メインの獅子舞をされる方の表情は真剣そのもので、本当に本気で向き合っているように感じられたのです。
獅子舞こと獅子神楽はもともと、災いを退け一年無病息災で暮らせるよう神にお祈りするものです。だからこそ演者の方の真剣な思いを感じることで、本当に安心して過ごせるかもしれない、むしろそうなるようがんばろうという、希望と勇気をもらえたような気がしたのです。
一寸先は闇のこの世の中。せめて自分にできることは精一杯行い、悔いのない人生を送りたい、そんなことをあらためて感じた獅子神楽でした。