【新潟】HSP交流サークル

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いろいろ紹介㊶~世紀末の詩~

皆さんは野島伸司という脚本家をご存知でしょうか。作品としては「高校教師」「ひとつ屋根の下」「家なき子」などの脚本、SMAPの「らいおんハート」の作詞などが有名で、良くも悪くも心に爪痕を残す内容のものが多いです。

そんな中で私が中学時代にハマったのが「世紀末の詩」でした。
これは真実の愛の探求を全面に押し出した作品で、毎回変わるゲスト的な登場人物にスポットを当て、それを取り巻く様々な愛の形を主人公の野亜亘と百瀬夏夫があーでもないこーでもないと言い合いながら真実の愛を探していくというものです。

他の作品に比べてだいぶハードな描写も少なく、野亜と百瀬の魅力的な師弟関係もあり、割りと観やすいものになっています。ちなみにテーマソングはジョン・レノンの「LOVE」。沁みます。

しかしねぇ。思春期の頃にこの作品に出会ったのが幸なのか不幸なのか、私にはわかりかねます。これのせいでだいぶ面倒くさい方向に拗れた気がするんですよね。
毎回話の最後に愛にまつわる詩が出るんですよ。だから書きましたよね私も。詩を。あぁ、恥ずかしい。まぁ作品のせいにしても仕方がないですけどね。

今となってみては所詮は人の考えた愛の形。なんの経験もない当時の私が考えたところで、人の考えをそれっぽく鵜呑みにした頭でっかちの理屈でしかなかったです。それよりも自分で経験したことの方が遥かに意味があったし、私の力になっています。だからこそ当時あんなに酔狂したこの作品も、今は一歩引いたところから観ることができるんでしょうね。

ちなみにDVD化はされておらずVHSの販売のみ。ですので今となっては観ることも難しい作品です。
これは実は内緒ですが、以前某動画サイトに全編上がっていたので興味のある方は検索してみてください。
ちなみに私はVHSを持っています。ノベライズも。あとサントラも。