今日ご紹介するのは漫画で「もやしもん」です。
かなり前の作品になりますがやっぱりおもしろい。久しぶりにひっぱりだして見たのですが、一気に読み終えてしまいました。
お話は菌やウイルスが肉眼で見えて触れたり話したりできる主人公沢木直保が、農業の大学で仲間達といろいろなことを経験していきながら農業関係の理解を深めていく作品です。
大学のサークル的なゆるい雰囲気と、膨大な説明文や台詞により農業に関する知識が増えること間違いなしなところが魅力。
しかしこの漫画本当に情報量が膨大で、なんなら一話まるごと説明で終わることもあったり。なので文字を読むのが苦痛な人には合わないかも…。正直私も二回目はかなり飛ばして読みました。
ただそれ以外の大学生的なノリがいいんですよね。まだ大人になりきれない不安や焦り、自分探し。自分にできること、やりたいことはなんなのか。またさ迷いながらも目標に向かって進む姿は今となっては眩しく感じます。
また章ごとにお話やテーマがしっかりしてるので、そこも見所。私はやはりフランス編やオクトーバーフェスト編が好きですね。
実は私、日本酒を飲んだりするのですが、その影響はこの漫画からだったり。影響受けやすいんですよねぇ。
あまりウンチクばかり溜め込むのもあれですが、普段何気なく関わっている菌や発酵の世界に触れることで、また違う日常が見えてくるかもしれませんよ。