今日、弦楽四重奏のコンサートに行ってきました。
あまり行ったことはないのですが、一時間という短時間なのと無料という言葉に惹かれて暇潰し程度に行ったのですが、いやーいいですね。
CDで聴くのとは違う生の楽器の迫力は素晴らしい。
でもそれ以上に、私は演奏者の姿に感動しました。
洗練された楽器と匠の指使い。カチッとハマるというか、立っているだけ楽器を構えているだけで何とも言えない一体感を感じます。
でもきっと、これは楽器に限ることではないのだと思うのです。
筆も包丁もノコギリも、洗練された腕と動きはとても美しいのではないかと思うのです。
そしてそうなろうとする人の姿も、また同じくらい美しいのだと思います。
武器なんかじゃなく美しいものを持てたらいいのに、なんて思ったら涙が止まりませんでした。