今日ご紹介するのは漫画で「月下の棋士」です。
みなさん将棋はお好きでしょうか?
これは主人公である氷室将介が名人になるべく、多くの将棋指しと戦っていくお話です。
こう書くと何とも内容のない物語なのですが、この作品の魅力はとにかく登場する棋士達!まぁオール曲者揃いでとにかく魅力に溢れている。
そして主人公はそれに輪をかけて曲者ときていますので、曲者同士の掛け合いが思わず微笑ましく思えてしまいます。
そしてそんなバラエティーに富んだ棋士達にはひとつだけ共通点があります。それは「勝ちたい」ということ。
勝ちたい勝ちたい勝ちたい勝ちたい、命を捨ててでも勝ちたい!
正直私にはそんな気持ちになれるものはありません。できればみんな仲良く、争いなく生きていきたい。ですから共感こそできませんが、そんな勝ちたいという純粋な情熱に、どこか胸を打たれてしまうのです。
ちなみに作者は能條純一さんは、一度見たら忘れないような特徴的な画風の漫画家さんです。私は他にも「いねむり先生」が好きだったりしますが、またいずれご紹介することもあるかもしれません。