【新潟】HSP交流サークル

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HSPな日々⑤~恋愛~

HSPな日々第5回。今回取り上げるのは『恋愛』です。

私はまだ未婚なのですが、自分自身の恋愛を振り返るととても歪んでいるように思えてなりません。
私はとにかく尽くすタイプで、最終的にはいつも、恋人というより保護者のような立場になっていまいます。しかし内面は依存的で、その人の幸せが自分の人生の全てだと言わんばかりの気持ちがあり、どの趣味や友人関係よりも恋人との時間を優先させてしまいます。しかしきっとそんな関係に息苦しくなるのでしょう、いずれ相手は去っていくのですが、残された時にはあまりに何もない、薄っぺらな自分に気づいてしまうのです。
もともとの慎重さゆえに結婚や子育てに強い不安があることも相まって、なんだか自分が生き物として不完全な気すらしてしまいます。

そんな折にHSPの恋愛的特徴を本で読んだ時は、こんなことまでHSPの特性で説明できてしまうのかという驚きと、自分だけが特別ではないのだという安心感を覚えたものです。

以下がその特徴の羅列になります。本の解釈やそれぞれ当てはまらない人もいると思いますので、あくまで参考程度に考えていただければと思います。またせっかくなので書かれていた対応も一緒に載せておきますが、決して個々の恋愛や思考を否定するものではありません。極論、幸せに暮らしているのであればそれでいいと私は思っております。
①「収拾不能の恋」
HSP側が激しく完璧な幸せを夢見ることで相手が疲れてしまう恋愛。内向的ゆえに蓄えられたエネルギーが表出してしまうと考えられるため、外に出る機会を増やし外と内のバランスを取ることで、本当に安心できる相手を探すのがよい。
②「スピリチュアルな想い」
自分自身の内面に存在する「内なる助け人」を相手に投影してしまう恋愛。それ自体は悪いことではないが、「内なる人物」の代わりになる人はいないということを早めに気づく方がよい。
③「脆弱なアタッチメントの投影」
親子間の不十分な愛着関係からくる、愛情を補うために行う恋愛。幼少期に心の充足をしてくれた人の影を追い、常に側にいてほしいと願う。自分自身でその傾向や事実を認識し、用心した方がよい。
④「自分の価値に疑いを持つ恋愛」
自分自身に価値を見出せないため、好きになってくれるなら誰でもいいと思う恋愛。自尊心を高めていけるよう行動した方がよい。

そう言えば中学生の頃、野島伸司さん脚本の『世紀末の詩』というドラマに、私はどえらくハマったことがありました。DVD化されていないのでVHSで全巻揃え、小説も何度も読み返し…。究極の愛を求めるあの作品は、思春期には影響が強すぎましたね…。