【新潟】HSP交流サークル

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HSPについて③~特性と生きづらさ~

最近HSPらしい話が全くできていないため、たまには真面目に私が読んでいる本の要約を書いていこうと思います。先に断っておくのですが、今までも時々『HSPな日々』でHSPについて書いてきたように、あくまでも私の主観も交えたものであり本文そのままではありません。そのため気になった方はぜひ一度ご自分で読んでみていただければと思います。本によって解釈が微妙に違う場合もありますので、いろいろな研究者の本を読むことで自己理解を進めることもいいのではないでしょうか。

そういうわけで、今私が読んでいるのは、『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』(2016年、イルセ・サン(著)、枇谷玲子(訳)、㈱ディスカバー・トゥエンティワン)です。

この本はHSPの能力と、日常生活での具体的な生きづらさについてわかりやすくまとめてあったので、それらを簡単に紹介したいと思います。

HSPの能力と生きづらさ】
①多くの情報を吸収する…感動することも多いが、いいものも悪いものも感じ取るため疲れやすい。
②音や臭いに敏感…強い刺激が苦手で刺激を選ぶこともできない。そして疲れや空腹でさらに余裕がなくなることがある。
③ゆっくり深く多角的に考える…引き返せない状態になると、病んだり辞めたり縁を切ったり衝動的になることがある。そして罪悪感や羞恥心を抱きやすい。
④慎重で危機管理能力が高い…綿密に考えることで決断が遅くなることが多く、不安を抱きやすい。
⑤共感力が高く気配り上手…感情移入しやすくとても気が利くが、家に帰っても頭から離れない。喧嘩の場にいることも苦手。
⑥誠実で責任感がある…ついその場の責任を負おうとする。後になって言うべきだったことに気づいたり、刺激を受けすぎると逆に配慮に欠けてしまうことがある。
⑦想像力豊かで内面が充実…やりたいことが多い。意識と無意識の壁が薄く、眠れなくなることもある。

皆さんはいかがでしょうか。今回は生きづらさとして紹介したのでちょっとネガティブな内容になってしまいましたが、あてはまると思う人も多いのではないでしょうか。私としては見事に思い当たることばかりです。たまにこうやって振り返ると「そうだこれはHSPの特性じゃないか、あまり無理しないようにしよう」と思ったりできるかなと思い紹介しました。そうでないとうまくやれない自分を責めてしまって…。特性を否定せずうまく付き合っていきたいですね。