【新潟】HSP交流サークル

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HSPな日々㉛~安請け合いなアイデアマン~

私は安請け合いをよくしてしまいますが、みなさんはどうでしょうか。
これがHSPの『お人よしな傾向』からくるのかどうかはわかりませんが、相手に求められるとついOKしてしまうことが多いです。そしていつの間にか自分が主体になってしまい、私がやりたいからやっている、という風に周りから思われてしまいます。そうなると元々自分がやりたくて行っているわけではないため義務感が強くなりストレスが増え、最終的には途中で断念することになってしまいます。そして周囲の失望や優しい気遣いにさらに怯えてしまうのです。

そして他人や自分の気持ちがわからなくなってしまうこともよくあります。「おそらく相手はこういうことを望んでいる」と思いつつも、「本当にそうなのだろうか」「自分はやりすぎていないだろうか」「変に思われないだろうか」など、考えれば考えるほどによくわからなくなってしまい、結果的に『自分はどうしたいのか』という最も大切な自分の気持ちすらどこかに行ってしまうのです。これはいわゆる他人軸・自分軸のことだと思います。

また私はHSPを知る前から『アイデアマン』としての特性を自覚していたのですが、いわゆる『HSPの直感』というものがこれにあたるのだそうです。
私はいろいろなことを思いつき提案します。そのせいか昔から「頭がいい」「頭の回転が速い」と言われることが多かったのですが、私からするとそういうことではないのです。私は将棋の棋士のように何百手も先を読むことはできませんし、一瞬で何十桁という計算もできません。頭のよさをどう定義するかによりますが、少なくとも情報処理能力が高いわけではありません。むしろ一度に多くのことを言われると混乱し、まとまらなくなることすらあります。
ではどういうところからアイデアが来るのかというと、1つの情報から10を感じることができる特性があるのですね。そうやって獲得したいろいろな情報が新しい情報を得ることで繋がり形になる、というのがアイデアという直感が起こる感覚であり、決して頭がいいわけではないのです。得られる情報が多いのだから多くを思いつけるのは当然なので。

こういった『お人よし』や『アイデアマン』という特性から、周囲の過大評価や自分のキャパを超えた仕事につながり、何度も燃え尽きてきてしまいました。だから私はもっと自分の特性をうまく使いこなす必要があるのだと思います。例えるならば今までは使いこなせない抜身の刃物を振り回し、自分も周りも傷つけてしたような状態でしょうか。それでもHSPを知ってようやく自分の説明書を手に入れることができたように思います。使い方がわかったら次は練習。いつか自分の力を上手に使いこなせる日が来ることを夢見ています。