今回おすすめするのは、『第11回子どもノンフィクション文学賞』で優秀賞を受賞された前田海音さんの作品『二平方メートルの世界で』です。
なんじゃそりゃと思う方もいるかもしれませんのでご説明します。
実は先日何気なくネットのニュースを見ていたところ、この文学賞が取り上げられているのを発見しました。何となくタイトルに惹かれたためさらに検索したところ、なんと作品が無料で読めると言うではありませんか。暇な私は早速検索し読ませていただいたわけなのですが…、久しぶりに涙がこぼれてしまったわけです。
作品の内容は、難病を抱え病院に入院する小学生の女の子が、入院中に気づいたある人々との繋がりのお話です。
子ども文学賞というだけあって作品はとても短く、読むのに五分もかからないと思います。しかし人に感動を与えるのに難しい言葉も長い文章もいらないのですね。今回この作品を読んで、そんな当たり前なことにあらためて気づかされました。
まぁ本当に短いものですので、ぜひ読んでみていただければと思います。北九州市立文学館さんのＨＰで、文学賞・コンクールという項目に進むと読むことができますのでご確認ください。
そして私もせめて自分にできることをと思い、今回ブログに書かせていただいた次第です。せめて自分らしく、私も生きていきたいと。
