以前ストレス発散にホラー映画を観る、というようなことを書いた気がします。感受性豊かな私としては、ホラー映画を観ることでその恐怖にどっぷり浸かり、現実をしばし忘れることでストレスが発散できる、という具合です。
しかしホラー作品というのはとても深い、というか難しい。例えば外国のホラーに多いお化け屋敷のような驚かす系。観ているとどこで出てくるかだいたい予想できるのであまり怖くないのです。
かといってゾンビもののようなパニックホラーとなると、最終的にアクション映画になってしまうことがよくあります。何より化け物の造形の出来に目がいき、作り物感に気が削がれてしまいます。
やはり日本の静かなホラーがいいなと思ったのですが、そういうのってだいたい薄暗がりでハッキリと見えず、肝心なところで終わってしまうんですよね。怖いというかよくわらなかった、となってしまいます。
ちなみに先日『遊び半分で行ってはいけない心霊スポット~新潟編~』というものがあったので借りて観てみました。
いやーなんというか、タレントさんも大変ですよね。暗いトンネルを抜けるだけなのに、染みを見つけては驚き、蛾を見つけては怨念の塊だと説明し、一人が肩に違和感を抱いたら私もと同調し、語彙力というか演技力というか、誰にでもできるものではないなと関心してしまいました。
そんなこんなでいつの間にかホラー好きになった私ですが、先日新潟の有名な心霊スポットを調べてみたら、なんと以前紹介した『内の倉ダム』が出てきました。夜に行ったら不気味って、夜のダムなんてどこも不気味でしょうに。
もうすぐ紅葉ですし、内の倉ダム、いいところですよ?ぜひ一度行ってみてください。本当に怖くはないので。