寅さんと言えばご存知の方は多いでしょう。
姓は車、名は寅次郎。そう、「男はつらいよ」の寅さんです。
実は私、今まで観たことなかったもので、先日ようやく初視聴いたしました。そしたらこれがおもしろくておもしろくて、今ではすっかり大ファンです。
何がいいってやっぱり寅さんの人柄ですね。明るくておもしろくて優しくて。でも実は自信のなさが見え隠れしたり。そんなところが多くの人の共感を呼ぶのかなと思いました。
そして周りの人もいい。疎ましく感じながらいつも心配して気遣っている。愛されているんですよね。そんな人間関係にとても癒されました。
そして初めて観た私が知らなかったこと。
まずストーリーの様式美。言うなれば水戸黄門みたいなもので、だいたい話の展開が同じらしいです。いい意味でハラハラドキドキしないので、安心して観られます。
そして時間がだいたい90分。これも私にとってはよかった。120分てちょっと疲れちゃうんです。
さらに何度も出てくるマドンナがいる。寅さんと言えば毎回ゲスト出演するマドンナですが、実は同じ役で何回か出る人もいるらしいのです。これは私の今後の楽しみ。
今回私が観たのは第11作目の「寅次郎忘れな草」と、第31作目の「旅と女と寅次郎」です。ちなみに第31作目は舞台が新潟。知ってる景色が映っていたり、実は地元の近くが出ていたりして。
そんな男はつらいよシリーズは私の中で癒し映画に決まりました。今後気持ちが落ち込んだ時に観させていただこうと思います。
寅さんの人柄に触れると、思い出すだけでなんとなく笑顔になっちゃいますよ。
