今日ご紹介するのは珍しくTVドラマで、「おっさんずラブ」です。
しかもフォーストシーズン。
以前から名前はよく聞いてはいたのですが、ついに先日、セカンドシーズンも始まったしということでレンタルしてまいりました。
結論から言うと、性別ってなんなんでしょうね。
正直内容はベタなラブコメ。よくあるような三角関係ドラマのあるあるの連続なのですが、なぜか同性同士だと新鮮なんですよね。
私はラブコメがあまり好きでなく、特に三角関係ものになると主人公の優柔不断さが鼻につくのでとても嫌いなのですが、同性同士になることで主人公の悩ましさが等身大になると言いますか、確かにどうしたらいいか困るよなーと共感できるようになるのです。
でも変わったのは登場人物の性別だけ。つまり気づかぬところでいかに自分が性別に振り回されているのか、ということなのかなと思いました。
そして第4話のセリフ。
「じゃあなんで…?駄目なのは…俺が上司だから?それとも…男だから? 」
この言葉にどれだけ苦しみ、どれだけの恋を諦めてきたのだろうかと想像すると、涙がこぼれました。
実はまだ全て観たわけではなく途中なのですが、すでに男同士の恋愛というのが違和感なくなってきておりまして、もはや普通のラブコメもの。
てことはその気が自分にもあるのか?
え、別に悪いことではないよな?
じゃあ迫られたら受け入れるのか?
など勝手に妄想し悩んでおります。
「好きになっちゃいけない人なんていない」劇中の言葉に後押しされつつ、男でも女でも惚れてもらえるならありがたいじゃんという、もはや嫉妬も感じる、そんな素敵なドラマです。