お世話になっております。
実は私、先日ついに新潟ジャズストリートに初参戦いたしました。
仕事を終えてからなので二講演ほどだけでしたが、私には十分でしたね。
こういうイベントは正直苦手だったのですが、ジャズを生で聴いてみたい一心での参加でした。
ちなみに行ってみた感想としては、もう一曲目から号泣です(笑)。
生の音楽は聴くじゃないですよね。感じる。楽器から出る振動が鼓膜を皮膚を骨をビリビリと揺さぶって、歌いたい踊りたい衝動をこれでもかとかきたてる。なんて幸せな時間なのだろうと思いました。
実は私の席の前に2,3歳ぐらいの男の子連れのご家族が来られていたのですが、おこさんは耐えられなかったようで途中で出ていかれました。
でも正直、こどもの頃の私もそうだったと思います。不馴れな環境、大勢の人、何より爆音でかかる音楽は、喜びより前に恐怖やネガティブな興奮にしかならなかったでしょう。
そこで思ったのですが、ではなぜ今私はこの音楽を喜びと共に受け止めることができているのでしょうか。なぜ。いったいいつから。
ふと思ったのは、この音楽が人の手で作られているということに気づいてからなのではないか。そしてこの大きな音は自分を攻撃するものではなく、それに乗って感情を表現してもいいのだと思えたからなのでは、ということです。
人が楽器を演奏しメロディやリズムとなって人に届く。会場にいる人全員が、同じ振動を受け取って同じ波長で体が震える。それは肉体を越えた一体感に繋がるのではないでしょうか。
そしてそれを自分も表現していいと思える。そこで自分の感情と行動のギャップがなくなったことで、興奮を楽しめるようになった、のかなと。
まぁとにかく、本当に楽しかった。感動して泣きすぎたので、私には二講演ぐらいでちょうどよかったのです。一日いたら疲労で立てないかも。
次のジャズストリートは7月。その前の五月にはクラシックストリートもありまふ。これは次も参戦するしかありません。