【新潟】HSP交流サークル

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HSPな日々⑫~神様~

神様はいるのでしょうか。祖母が信心深かったせいもあるのか、私は昔からそんなことをよく考えていました。初めに行っておきますが、私は特定の神を信じてはおりませんし、それを否定する気もありません。これから書くのはあくまでも私個人の考えです。もし何か信じる支えを持っている方は、この後の話で強い混乱を引き起こすかもしれませんので注意が必要です。念のため、悪しからず。

 

神様がいたとして、それはどのような存在なのでしょうか。例えば正義を司るのでああれば、対立陣営からしたらそれは悪魔と呼ばれるでしょう。生物を生み出した存在なのであれば、それは地球そのものなのでしょうか。ではいつから人間は神(地球)を保護する立場になったのでしょうか。

詳細は長くなるので私の思考の推移は割愛しますが、私にとって神様とは『いるかいないかわからず証明できないもの』という結論です。そしてなにより『神様がいたとしてもいなかったとしても、自分の生き方は変わらない。大切なのはわからないものに振り回されない生き方である。』と思ったのです。

しかしそんなことを考えていた自分にとって、何となく神様を感じる時がありました。それは自分との対話、自分の心の中です。

私の心の中にいる存在は何も助言してはくれません。困ったときに助けてもくれません。ただ静かに話を聞いてくれるだけ。でも仮に神様がいたらこんな存在のではないか。そう思った私は、それを『内なる神』と名付けました。そしてもしかしたら人が偶像崇拝を行う時、そういった内なる神を目の前の像に置き換えより明確化することで、自分との対話をしているのでは、などとも考えていました。

さてここからが本題です。「全然HSPの話じゃないじゃないか」「最近無駄な話が多いぞ」など思う方もいるかもしれませんが、この『内なる神』。これがなんとHSPの本の中に出てくるではありませんか。
それはユング派における『内なる助け人』という概念だそうです。それは自分の奥底へと導いてくれる異性的な存在で、男性なら女性的な魂をも持つ『アニマ』、女性なら男性的な魂を持つ『アニムス』と呼ばれ、私たちはこういうものを現実の世界に存在してほしいと願い、誰かに投影しているのだそうです。『HSPな日々⑤~恋愛~』でも少し書いたのですが、HSPは特にこういう存在を感じやすいのかもしれませんね。

HSP関係の本を読むと自分が今まで考えていたものが次々解き明かされていき、面白いような少し怖いような不思議な感じです。しかしこうやって表現できるようになったのは、HSPを知ることでそれがおかしなことではないと思えるようになったおかげだと思いますし、知れてよかったと本当に思います。