HSPは敏感故、多くの刺激を取り込み疲れてしまいます。以前交流会の中でも話が出たのですが、逆に言えばいい刺激もひと一倍感じることで、多くの感動を得ることができるのではないか。ということで最近は小さな感動を見つけていこうと私は考えています。
そんな中最近感じたことは、昼間の長さです。
皆さんも気づいているかもしれませんが、少しずつ昼間の時間が延びてきていますね。私は夕方職場を出た時、陽の光が残っていることで感じました。長い冬が終わりようやく春が来る。雪国故かもしれませんが、ただそれだけで頑張れるような気がします。まあ今年は雪もほとんど降りませんでしたので冬っぽさが少なかったですが。
もちろん春になったからと言って何があるわけでもありません。しかし春は始まりの季節。何となく私の心は弾みます。おそらくこの後感動するのはつくしを見つけた時。そして桜の花を見かけた時でしょう。
私は桜を見るのが好きです。見頃となれば当てもなく車を走らせ、目に入る桜の木を追いかけます。思えば毎年同じように感動しているような気がしますが、桜を見て思うのは果たして私は後何回桜を見ることができるのかということです。医療の発達により寿命が延びたとはいえ、長くても100歳。つまり生まれてから100回しか季節を巡ることができません。これを多いと思うか少ないと思うかは人それぞれでしょうが、花鳥風月・雪月花…。移りゆくものを絵や写真に残したいと思う芸術家の気持ちがわかるような気がします。そういう意味では雪の少ない今年は少し残念でしたね。まあ雪道通勤を考えるとかなりありがたいのですが…。
ちなみに昔はよく庭先でかまくらを作っていました。雪が降ることを楽しめるかどうかが、大人とこどもの境目かなぁなんて感じています。
