今日は福島潟にやってきました。安定の単独行動です。
たまたまドライブの途中に近くを通ったので寄ってみたのですが、実は福島潟に来たのは初めてでした。いやー、思っていたよりずっと広かったのですね！開けた空気にとても気持ちがよくなりました。
木立を抜けて遊歩道を進み、静かな水の流れを聴きながら歩くと展望台のようなところに辿り着きました。高いところは風が様々な音を運んできます。水鳥の羽ばたき、こどもがはしゃぎ遊ぶ音、そして口の悪いご婦人の話し声…。壁に耳ありですね。想像以上にはっきりと声が聞こえるので気をつけた方がよさそうです。
しばらく眺めていたら後から来た二人のご婦人が写真を撮りたそうな雰囲気を出していました。私がいると撮られなそうだったので静かにそこを立ち去ります。撮りましょうか？とは言えないのが私です。
歩いていて気づいたのですが、自然の中にいると人の匂いに敏感になります。すれ違う人の僅かな香りに何となく居心地の良さを覚えるのは、何かしらの心細さを抱いているからでしょうか。
ススキの向こうの人影に、何か懐かしさを感じます。横断歩道はあるけれど、わざと歩道橋を渡ります。ずっとずっと昔から、私はこうやって生きてきたのかもしれません。昔、大江千里さんの『秋唄』という歌が好きだったのですが、それに似たノスタルジックな空気を感じることができる場所でした。
実は当初、こういうどこかを散策する交流会もしたいと考えていました。お話をする交流会も好きだけれど、誰かと何か一緒に活動したいと思うことありませんか？私だけかな？まあカフェもあるのでまだまだ先ですが、いつか形にできればと思っています。
