【新潟】HSP交流サークル

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HSPな日々㊲~宗教②~

さてさて私にとっての宗教、その続きです。

今回は私の信じる宗教感についてなのですが、そもそも神様とはなんなのでしょうか?
人を作ったものですか?自分を守ってくれるものですか?
もし神の加護を受けて戦いに出たのであれば、相手から見たらそれは神ではなく悪魔と呼ばれるでしょう。
そもそもなぜ人間の味方なのですか?人間に虐げられる動植物はたくさんいますが、彼らを助けてはくれないのですか?人は神に似せて作られたから?だから人間だけを守るのですか?

そんなこんなで私はいろいろなことを考えてきました。そして探しました、人間を作ったものを。

炭素、酸素、水素、窒素、カルシウム、リン、カリウムなどなど、私たちの体は様々な物質によって構成されています。ではこれらの物質はどこからきたのでしょう。
宇宙には初め水素とヘリウムしかなかったと言われています。水素同士が核融合を起こすとヘリウムが生成され、ヘリウム同士で炭素、炭素同士で窒素、同様に酸素、ネオン、マグネシウム、ケイ素、鉄などの順番で元素の形成が進みます。段々と重い元素が出来るわけですが、重い元素ほど高い温度と圧力を必要とするので、どの段階まで核融合が進むのかはその星の質量により決定されます。

そしてそれらが行われる場所、それは高温になった恒星の中心部です。
私たち、いえ世界中の物質は数えきれないほど多くの恒星の中で作られ、寿命がきて爆発する度に宇宙中にばら蒔かれ、様々な組み合わせを経て現在の形に至ります。

つまり人を作ったものは、恒星、太陽なのです。

しかし太陽に意思があるでしょうか?おそらくないと思います。恒星の動きや働きは科学で説明がつくものであり、私たちに何かを示してくれるものではありません。
太陽はなにも言わない、語らない。ただ私たちを暖め、時に放射線で蝕み、物理法則と偶然が支配する世界で自動的に生まれ、そして消えていく。
そしてそこに意味を見出だすのもまた人間なのです。

私にとって強いて神を考えるなら、それは恒星、太陽です。でもそれだけです。そのあるがままの自然を感じながら、生きようと思う。それが私の宗教感なのです。