先日縁あって高齢者の方の会に参加することがありました。そのプログラムの中に歌がありまして、おそらく誰でも知っているからであろう「上を向いて歩こう」を参加者で歌ったのです。
久しぶりに歌いましたが、やはりいい曲ですよね。
上を向いて歩こう、涙がこぼれないように。ひとりぼっちの夜。
あらためて歌詞の内容を噛み締めたのですが、高齢者の方々と歌うということに私は趣を感じました。
その会では皆さん楽しめそうで笑顔も多かったですが、家に帰れば一人の方もいるでしょう。少なくとも長く生きてくれば、孤独に涙したことは必ずあるのだと思います。世代の違う人達が、同じ歌を聴く。そしてきっと同じ経験をしたことがある。そう思うと、誰も彼も一生懸命生きていることに変わりはないんだなとあらためて感じました。
そんなことを考えていたら歌ってる最中に涙が浮かび、歌の通り上を向いてしのいだ私です。